特殊な能力を持つ者達で構成される組織「サブアトラス」の頭脳。
アルマンドはその類まれなる知能で癖の強いメンバーで構成される組織の運用を行っている。

単独で各国を渡り歩き、新たなメンバーの勧誘や情報収集を行っている。
また、組織が動く際にメンバーを集め、作戦を作り実行するのもアルマンドの役割。
知的で紳士的な対応をするアルマンドを信頼するメンバーも多い。

組織「サブアトラス」の目的は明らかにされていないが、アードベッグ、カリラ、ポートエレンの三国から警戒されている。

崩落した遺跡から発掘された機構式自動人形
生きている人間と見紛う程の自動人形であり、現代の技術では制作することはできない。

マナの力で半永久的に稼働することができる。
とある貴族が彼女を手に入れ、娘のようにかわいがっているが、そこに心は無い

光り輝く精霊。
精霊や神獣は肉体がマナで構成されているため基本的に不死性が高いが、
その中でもこの精霊はマナが在る限り瞬時に肉体を再構成できる。

世界にマナが満ちている限り、この精霊に死や消滅といった概念が訪れることはない。

という特性をもつために、生物とは死生観が異なる。
明るく、元気で少し悪戯好きな妖精だが、彼女の行動は時に残酷な結果を生むことがある

ポートエレンの離れ島にある、誰からも忘れ去られた墓地に花を添え続ける少女

遠い昔の聖女の霊。
その墓地は当時の彼女を護り命を落とした近衛騎士団（魔法騎士団の前身となる組織）が眠っている。
代々、魔法騎士団長にのみこの聖女のことが伝えられており、その存在は秘匿されている。現代の魔法騎士団長であるヴァレリも、彼女と面識がある。

魔法騎士団長の隠れた任務として、彼女の昇天が課せられているが、誰もなし得ることはできていない。

彼女は今日も、儚げに墓標へと花を手向ける。そして、
空に浮かぶ島を悲しそうに見つめている。